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>Part11 子供部屋のつくりかた

子供の成長と個室

子供が年頃になると、親は自立心を育てたい、落ち着いた雰囲気の中で勉強や読書に集中させてやりたい、仲間内で肩身の狭い思いをさせてやりたくない等の思いから、当然のこととして子供部屋の設定に意を注ぎます。こんな目的をもって我が家のリフォームを考える時大切なポイントは、先ず第一に、子供に与えようとする個室の性格付けをはっきりさせること、次に、我が家にとっての適正なスペース配分を設定すること、そして、その個室を住戸内のどの位置に設定するか、の3点です。

大げさな言い方をすれば、住環境は子供の成長にいろいろな形で影響を与えています。親は子供の教育方針に則って躾の問題を考え、年月を経た家庭生活の中で打ち立てた我が家特有のライフスタイルを通じて、自ずと個室の性格は決まってくるものです。本来ならそれは子供の成長に合わせて改築していくべき性格のものと言えるでしょう。個の充実、プライバシーの確保を重視するあまりに、不用意な個室の与え方で子供の孤立化を促すようなことになりはしないか。個室の行き届きすぎた居心地のよさが、かえって子供の引きこもりを誘発しないか。低年齢化する未成年の凶悪犯罪が多発している昨今、事件を起こした子供の家庭環境.居住空間から“オタク化問題”が取り上げられると親の気持ちは複雑です。特に、もう誰でもが手にするようになったパソコン、携帯電話の家庭内での扱い方と個室との関係は切り離して考えることは出来なくなってきました。

一方、子供時代の創造性を掻き立てる空間の存在にも意を払いたいものです。空間の利便性だけから割り出されたリフォーム計画を一歩はなれて、遊び心のある場を考え、それを実現させる心のゆとりも大切です。

限られた居住スペースの中で、どの程度の広さを個室に配分すべきかはリフォーム計画にとって重要なテーマです。大事な子供の成長期にあっては、居間や寝室を多少犠牲にしてもできるだけのことをしてやりたいと思うのが親心と言うものでしょう。このとき考えることは、この大切な期間がどれほどのものかと言う時間の問題です。居心地の良すぎる子供室には時に弊害を伴うこともあり得ます。始めの内は、最低限寝るところさえ個室化していれば充分です。これからの永い住生活の中で、子供が巣立った後の空間をどのように豊かな場に活用していくかまで考えた計画であって欲しいと思います。

子供の成長にとって、太陽の恵みが一番との思いからでしょうか、2階の日当たりのいい場所が子供室の定番になっていますが、住居に於ける個室のあり方で最も重視しなければいけないことは、家族相互のコミュニケーションの取りやすい位置にあって、一つ屋根の下で互いの気配を共有して生活している実感を持てる空間造りです。

私達住環境ネットは、住まいのリフォームで主体性を持ってお子さんの個室のあり方を考えようとしている皆さんを応援します。貴方の住まい固有の条件とお子さんの教育方針をお聞かせいただき、貴方にとっての最適解に向かって、一緒に考えたいと思います。


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