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東日本大震災による地震被害と耐震性の調査

◆Mマンションの事例

1999年に竣工した、3棟、約120戸のマンションです。東日本大震災により、各棟をつなぐ、エキスパンション・ジョイントと各階の共用廊下がいずれも損傷し、ジョイント部品の剥離、脱落が見られたことから、住環境ネットにご相談を頂きました。アドバイザーが被災状況を調査し、発生原因と建物の構造特性から耐震性能を可能な限り確認しました。1)組合が作成した地震直後の被災調査報告を確認し、それをもとに目視調査を行いました。
2)マンションの建つ地域の地盤状況、大震災時の地盤の揺れの状況を書類や自治体の強振動記録などで確認、推定しました。
3)構造計算書、構造設計図書の内容を精査し、地震時のどの程度の変位があったか、3棟の建物がどのように挙動したか、被害状況と対比し、専門的な立場で評価しました。
4)この評価に基づき、美観を保ち、機能回復し、材料の劣化を防ぎ、防水などのためにエキスパンション・ジョイント、廊下手すりの補修方針を提示しました。

 

◆Kマンションの事例

2001年に竣工した、都心に建つ11階建て、84戸のマンションです。東日本大震災により、階の窓など開口部の周りにひび割れが発生したことから、住環境ネットにご相談を頂きました
アドバイザーが被災状況を調査し、建物の構造特性から耐震性能を可能な限り確認し、被害の発生原因を調べました。 1)組合が作成した地震直後の被災調査報告を確認し、管理組合にヒアリングを行いました。
2)マンションの建つ地域の地盤状況、大震災時の地盤の揺れの状況を書類や自治体の強振動記録などで確認、推定しました。
3)構造計算書、構造設計図書の内容を精査し、どのような構造設計が行われたか確認しました。構造計算上あまり余裕のない設計になっていることや、保有水平耐力を耐力壁とフレーム(柱・梁)でどのように分担させているかなど、専門的な立場で評価しました。
4)この構造設計内容の評価と地震時に発生した建物の変形の想定から、今回の地震被害の原因を推定しました。この建物は南北方向が柔らかく、東西方向が硬い構造になっていました。このため、南北方向の変形に追随できない開口の多い共用廊下と専用バルコニーに面する鉄筋コンクリート造の壁に、各階でひび割れが多数発生したと考えられました。


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