住環境ネット水廻りキッチンベッドルームリビング

リフォーム・新築・改築など、すまいに関するあなたの夢を私たちといっしょにかなえませんか?

HOMEすまいづくりワンポイントイベント告知法人概要お問い合わせ
| 活動紹介  これまでのイベント | 問い合わせ先 |

公益財団法人“書壇院”の移転事業とその支援


港区麻布台に拠点を置く書道の啓蒙・普及団体である公益財団法人“書壇院”が、市街地再開発事業の決定に伴い、その居を新たにすることに伴って生じる諸問題の解決に向けて、平成21年以来、住環境ネットは多面的な支援活動を実施してきました。
書壇院は、故人となった吉田苞竹を始祖とする、数ある同類の書家同人の中で最初に財団法人格を取得した(昭和18年)正統派の書家団体で、昨今の法改正に伴う法人改革に則り、今春、公益財団法人に移行しています。現在の施設には、280坪あまりの敷地に、苞竹の居宅で大正期の匠の手になる質の高い上品な木造家屋と、そこに隣接する明治初期の土蔵、ならびに、昭和49年に開館した鉄筋コンクリート造の吉田苞竹記念会館が配置されています。
再開発事業に伴う等価交換方式による今回の移転は、従来とは全く質の異なる建築空間への変換となるため、これを推進していくプロセスの節目毎に要する意思決定に際しては、極めて専門的、かつ、多面的評価を事業主体との間で共有する必要がありました。住環境ネットは、書壇院からの要請を受けて業務委託契約を結び、書壇院の利益代表者の一員として、以下のようなプロジェクト推進のための支援活動を実施し、2012年9月への移転を進めました。

◆ 移転構想の実施に向けた支援内容

@ 移転対象の不動産価値評価に向けて
交換する相互の不動産価値を多面的に調査し移転決断の為のデータを作成しました。

A 再開発事業への参画姿勢に関する法人の意思統一に向けて
再開発参加形態の是非に関する数ある選択肢を多様な価値観で分析、結論へと導きました。

B 意思決定のための再開発委員会の設定
院内に会計士を含む委員会を組織し、実施に必要な意思決定の下地造り機関としました。

C 書壇院の将来構想と新拠点のあり方、並びにスケジュール設定
将来の事業活性化へ向け拠点の新活用法を検討、実施へ向けてプログラムを作成しました。

D 新拠点のスペース配分と基本計画の立案
事業主に院の拠点必要スペースを確定させ、空間の有効活用の基本計画を取り纏めました。

E 実施設計のための業務支援
院が提示する基本設計を基にして業主に実施設計を依頼しその内容を監修しました。

F 移転契約の締結と実施に至る準備作業への支援
金銭を伴う契約条件の確認・折衝、警備業者・引越し業者・IT化業者の選定、等を行いました。

◆ 吉田苞竹顕彰石碑の移設事業

高さ5m、重量10tを超える石碑を吉田苞竹の故郷である鶴岡市に移設するプロジェクトを2012年9月に予定し、市の教育委員会をはじめ関係者と調整を行っています。

◆ 土蔵その他の移築事業

明治・大正期の価値ある文化財が、都市再開発と云う行為で人々の記憶から消え去らないように、土蔵の移築先を検討し、文化の伝承に寄与すべく準備しています。


© 2004 JYU-KANKYO-NET and 住環境ネット. All rights reserved.